プロフィール

20070820215500.jpg

Author:agrostemma
FC2ブログへようこそ!

☆スピカ☆
40代後半の主婦です。
デジカメで庭の花や野山に咲く花を撮っています。
最近は、ネットでのお小遣い稼ぎに凝っています。
どうぞよろしく♪

最近の記事

月別アーカイブ

FC2カウンター

フリーエリア





★お薦めポイントサイト★



次世代ポイントサイト PointDreamが稼がせます! - 広告に応募、紹介者がどんどん付与され、紹介者からポイントが上がって儲かる!

お小遣い稼ぎより大きな収入を目指して!完全無料のポイント サイト - POINT PAY



PING送信プラス by SEO対策

FC2ブログランキング

ブロとも申請フォーム

FreeSpace

DATE: CATEGORY:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DATE: CATEGORY:未分類

『償い』  矢口敦子

新聞広告のキャッチコピーに導かれて、この本を読んだ。
息子をインフルエンザ脳症で失い、
妻に自殺されてホームレスになった元医師が主人公だ。
流れ着いた街で火事の通報者となったことから刑事と知り合い、
次々と起こる事件を調べ始める。
そして、学生時代に誘拐魔から命を救った少年に出会う。
人の心の叫びを感じ取ることができるという
その少年が連続殺人犯ではないかと疑うようになり、
少年の命を助けなければよかったのではと悩むのだが・・・

最後にはどんでん返しが待っており、
二人が前向きに生きていこうとすることでほっとさせられる。
ホームレスになった元医師と、人を自殺に追い込んだ少年は、
罪を背負って生きる事で償いをしようと決意するのだ。

話しの中である女性が「人の肉体を殺したら罰せられるけれども、
人の心を殺しても罰せられないんだとしたらあまりに不公平です。」
といった言葉が忘れられない。
きっと、この言葉は著者が最も言いたかったことなのではないか。
夫である主人公に心を殺されて自殺した妻と、
子供ができずに夫の愛人に子供ができたと聞いて殺人を犯した妻。
彼女達の心を傷つけた夫は罰せられることはない。
だが、一人の夫は職も住居も捨ててホームレスになり、
一人の夫は殺人犯に間違われて留置所に入れられた。
それが人の心を殺した罰なのだろうか。
だがそれで罪滅ぼしができるとは思えない。
人を殺した罪も人の心を殺した罪も、
一生背負っていくべきものだろう。

そして、女達は自殺する事で、愛するものに復讐をしたようにも思われる。
傷ついた上での自殺ではあるが、結果的にはそういうことだ。
残された家族の心に一生消えない傷をつけたわけだから、
彼女達も罰せられぬ罪を犯したといえる。
私の考えすぎだろうか?
いくら時が経っても、愛するものを失った悲しみは決して癒える事はない。


この小説は推理小説だが、心理小説でもある。
マイナスに向かって行く人の心が詳しく描かれている。
人は誰でも何かしらの罪や苦しみを背負って生きているものだと思う。
青春時代を謳歌するように見える若者達だって、
苦しい思いを抱えて生きているかもしれないのだ。
それでも人は生きてゆかねばならないのだと思う。
この世に生まれなければ良かった命などひとつとしてない。

『人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし・・・』
そんな言葉を思い出している。


興味のある方は、こちらからどうぞ。

償い 矢口敦子著

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする



copyright © 花づくし all rights reserved.
1GB!FC2ブログ 冠婚葬祭Powered by FC2ブログ